コーチングの仕事をしていると、
クライアントさんを見付けるのは、
他の仕事に比べて
「容易だな〜」「得だな〜」
と思うことはありませんか?
なぜかと言うと、相手の悩みを
“聞いた後に”
後だしジャンケンで、提案ができるから。
たとえば、「職場の人間関係に困ってるんだよね〜」
という友人からの相談を聞いた後に、
「実は、職場の人間関係を良くする、良い方法を知ってるんだよね。
コーチングっていう方法なんだけど興味ない?」
っていう風に、後だしジャンケンで
提案をすることができます。
相手の人は興味ありますよね、そりゃ。
だって、職場の人間関係に困ってるの、
知ってるんですから。
相手の興味を引く鉄則は、相手の興味あることを話すことです。
そう、相手がはじめから興味があることを話せれば無敵です。
そして、コーチングには、これができます。
だって、基本的にはコーチングは
どんな問題でも対応できて、
良い方向に持っていくことができるから。
相手の興味に合わせた形で
提案することができるんですよね。
今は、コーチングでお話しましたが、
たとえば、セラピストさんであっても
考え方は同じです。
相手の方と話をしながら、
- 悩みがあるポイント、
- 興味があるポイント、
などを聞いてから、聞いた話に合わせて
提案をすれば良いのです。
必ず失敗するコーチングの誘い方
反対に必ず失敗する誘い方もあります。
「コーチング受けませんか?」
って、誘い方です。
なぜ失敗するか、分かりますか?
・・・
・・・
それは、相手の人がコーチングには
興味がないからです。
相手の興味を引く鉄則は、
相手の興味があることを話す
というお話を先ほどしました。
「コーチング受けませんか?」
という誘い方は、鉄則とは真反対で、
相手を見ずに、自分目線になってしまった
誘い方です。だから失敗してしまうんです。
大事なのは、『相手が興味を持ってることを話す』ことです。
その為にも、まずは相手をよく見て、
理解しようとすることですね。
コーチが、ホームページだと集客に失敗する理由
ところが、話がホームページになると、
失敗するコーチの誘い方になってしまうんです。
相手のことを観察もせず、
理解しようともせず、
「コーチング受けませんか?」
と誘ってしまいます。
普段は優秀なコーチも、
なぜか自分目線になってしまうんです。
これはもったいないです。
ホームページと言えども、理想の姿は、
ホームページが優秀な営業マンとして
働いてくれることです。
- 相手に興味を持って見てもらう
↓ - 相手に申し込みたいと思ってもらう
↓ - 実際に相手に申込をしてもらう
という流れを作らないといけませんから、
最初はやはり、「興味を引くこと」がスタートなんです。
・・・
でも、
どうしてできないか?
それは、ホームページだと
相手の話を聞けないから。
リアルの世界だと、
- 相手の話を聞く(興味あることを知る)
↓ - 興味のあることを話す
という流れで、良い話ができる人でも、
ホームページの世界では、
いきなり2番からスタートになっちゃう。
つまり最初から自分が話さないといけない
ですもんね。
だから、万人受けする、差し障りのない話を
してしまいがちなんだと思います。
コーチングは誰にでも役立つから、
ついつい
「コーチング受けませんか?」
と言ってしまいます。
でもやっぱりこれだと
失敗しちゃうんですよね。
興味がひけないからです。
ホームページでも、「興味を引くこと」から始めよう
でも、ホームページもやっぱり、というか
リアルの世界以上に興味を引くことが大切です。
いかに相手の興味を引きつけて、
まずは話を聞いてもらうかに
全力を注ぐ必要があります。
そして、それには、
「コーチング受けませんか?」
ではなくて、
「職場の人間関係を良くする方法が
あったら、知りたくないですか?」
って言わなくちゃいけないんです。
ホームページでも同じです。
もちろん、リアルじゃないから、
相手を観察して、相手に合わせて
提案を変えることはできないです。
その難しさはあります。
だけど、ホームページには
ホームページならではのやり方
もあります。
職場の人間関係を良くする人だけを
集めれば良いのです。
(その具体的なやり方は、
またおいおいお話しようと思いますので、
楽しみにしていてくださいね)
あなたのホームページは優秀な営業マンになってますか?
さあ、あなたのホームページは、
相手にきちんと話を聞いてもらえる
優秀な営業マンでしょうか?
それとも強引に自分目線で話をして、
人を逃がしてしまっている
ダメ営業マンでしょうか?
どちらになっているか、
冷静になって見返してみてくださいね。
もしダメならチャンスですよ。これから良い
営業マンに育てていけば良いんですから。
ではでは。最後までお聞きいただいて、
本当にありがとうございました。
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