あなたは嫌いな人がいますか?
僕は・・・結構います。
あの人とか、あの人とか、あの人とか・・・
嫌いな人を見ると、テンション下がりますよね。
嫌な気持ちにもなるし、
やる気がなくなってしまいます。
「早くどっかいかないかな〜」
と何十回も心の中で唱えたり、
その人が、今日休みだと聞いただけで、
心がルンルンうきうきして
やる気が出てきたりもしちゃいます。
いやー・・・我ながら
ちょっと言い過ぎですね。
このご時世気をつけないと〜。危険、危険。
…
しかーし、
嫌いな人がいるからといって、
いちいち気分を下げているのも
あんまり良いことではありませんよね。
そこで今回は、嫌いな人と会うのが
ラッキーに思えるようになる方法
をお話しようと思います。
題して、ドM大作戦です。
嫌いな人の顔を見ると、
ゾワゾワと嫌な気持ちになると思うんですが、
だんだんそれが快感に変わってきます。
嫌いな人が僕らをレベルアップさせてくれる
嫌いな人が出てくるのが、
ラッキーに思えるのはどうしてか?
それは、嫌いな人が僕らを『レベルアップ』
させてくれるからです。
ドラゴンボールの孫悟空は、
死にそうなくらいのダメージを受けると、
そこから回復した時には、強さの限界を超えて
レベルアップしていました。
フリーザとの決戦の前には、
自分で自分にかめはめ波を当てて、
パワーアップするなんていう
ドMなこともやってましたね〜
TVゲームのドラゴンクエストなんかでも
倒した敵が強ければ強いほど、
経験値をたくさんもらえて、
自分のレベルを大きく上げることができます。
そう、障壁を乗り越えると、
僕らはレベルアップするのです。
だから「嫌いな人」に出会うのも、
僕らはレベルアップして成長できる
チャンスなんですよね。
ドM大作戦でいきましょう。
- 迷惑な人、
- イラっとすることばかり言ってくる人、
- とにかくイライラさせられる人、
- 仕事しない、働かない人、
- 愚痴や文句ばかり言ってくる人、
- 理不尽なことばかり言ってくる人、
そういった嫌いな人に、
迷惑を掛けられたり、
嫌な思いをさせられるのは、
もちろん嫌ですけど〜・・・
でも、その分、僕らは人間として大きくなり、
レベルアップすることができるんです。
「また変なやつが出てきたな〜」
「オラ、なんだか嬉しいぞ♪」
という孫悟空ばりのドMな精神で、
僕らもレベルアップしていきましょう。
嫌いな人に出会った時の、魔法の呪文
さあでは、嫌いな人と対峙した時に、
どうやって自分自身をレベルアップさせるのか?
というお話をしようと思います。
その方法とは、非常にシンプルで、
ある『魔法の呪文』を唱えるのです。
唱えるのは、
「もしかしたら、
自分のほうが間違ってるかも?」
という呪文です。
実は僕も、結構イライラしやすくて
すぐムッとしてしまうほうだと思うんですが、
そんな時には、
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
と、つかさずこの呪文を唱えるように
しているんですよね。
そうすると、頭が冷えて落ち着きを取り戻します。
そして、早ければ10秒後には、
たんまり「経験値」をいただいて、
「ああ、また俺、成長したな〜」
と感じるくらい、自分自身をを
レベルアップさせることができるんです。
「魔法の呪文」の持つ3つの効果
でも、どうやって、
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
なんていうシンプルな呪文が
魔法のように効果を発揮して、
あなたをレベルアップさせてくれるのか?
それについて、少し説明します。
1. 自分を間違いから救ってくれる
「自分は絶対悪くない」
と思っていても、間違っていることって
意外とあります。
同僚が大事な書類をなくして、
「なんで無くすんだよー!」
と腹を立てていたのに、家に帰ったら
自分のカバンの中から出てきて・・・
サーっと青ざめてしまった
なんて経験の一つや二つ、あなたにも
あるんじゃないでしょうか。
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
と唱えてみることは、
このような間違いから、
あなたを守ってくれます。
相手が嫌いな人なら、なおさら
間違えてしまう危険は増します。
嫌いな人が目の前に登場すると、
僕らは自動的に『戦闘モード』に
入ってしまうからです。
「こいつ、また何か嫌なことを
やってくるに違いない」
と身構えて、心の中は、
ファイティングポーズを
取ってしまうんですよね。
そして、
相手 = 悪いやつ
自分 = 正義
という図式が最初から頭の中にできてるので、
ますます自分の間違いには気づきにくい、
とても危険な状態になってしまいます。
敵が嫌なやつであればあるほど、
こうなりやすいです。
だから、嫌な敵が目の前に現れた時にこそ、
「もしかしたら、自分の方が間違ってるかも?」
と唱えるんですよね。
冷静になれるからです。
そして、相手を不必要に攻撃してしまったり、
変な反論をして問題をこじれさせてしまったり、
という危険からも自分自身を守れます。
感情的になって、自滅してしまうのを
「もしかしたら、自分の方が間違ってるかも?」
という魔法の呪文が防いでくれるのです。
2. 客観的になって、寛容になれる
魔法の呪文、
「もしかしたら、自分の方が間違ってるかも?」
を唱えることの2つめの効果は、
『客観視』の力を得られることです。
人は、自分自身が喧嘩してたら、
冷静でなんていられませんが、
喧嘩してるのが自分でない誰かだったら、
冷静な目で止めたりもできますよね。
この、
人は自分のことは分からないけど
他人のことはよく見える、
という力が、客観視の力です。
「もしかしたら、自分の方が間違ってるかも?」
という魔法の呪文を唱えると、
あなたは、自分と相手のことを
客観的に見ることになりますよね。
だから、二人の関係を客観的に見て、
大人な対応ができるんです。
これまでだったら嫌いな人が相手なら
たとえば、相手が間違ってた日ですらも、
あなたも鬼の首を取ったかのように
「お前、嫌いなんじゃー、ぼけー!」
「お前間違ってるんだよー、腹立つー」
と感情的に対処してしまって、余計に
イライラを増してたかもしれません。
でも、客観視の力を手に入れたあなたなら
そのような感情的なところからは離れて、
適切に次の態度を決められるようになります。
たとえば、そんなに嫌な人なら、
- いちいち相手にする必要がないし、
- わざわざ怒ってあげるのも勿体ないし、
- 別に相手がどうなろうと、こっちには関係ない
なんて風な、冷静な判断もできます。
あなたが、もうちょい大人なら、
相手の間違いを優しく諭してあげることも
できますよね ^^
そこまで関わりたくもない相手でも、後で
- 「こんなイヤなことがあってね・・・」
- 「こんなイヤな人がいてね・・・」
- 「腹立ったわー・・・」
と、友人との話のネタにでもすれば、
元も取れちゃいます。
つまり、
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
と魔法の呪文を唱えることで、
あなたは『客観視』の力を手に入れ、
寛容で、大人な対応ができるようになれるんです。
3. 自分を新しい次元に進化させられる
魔法の呪文の3つ目の効果は
ちょっと飛躍するんですが、
実はこの3つ目が良いんです。
その効果とは、
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
と呪文を唱えて、考え始めると
自分自身をまったく新しい次元に
進化させられる、という効果です。
スイカに塩をかけると、
もっと甘く感じたり、
抗生物質を使うようになって、
病気やウィルスのほうも進化するように
なってしまったりするように、
これまで常識と思ってたことと
まったく逆のことをやったり、
異物が混入したりすることで
それまで想像もしなかった進化が
起こったりするんですよね。
嫌いな人の言うことって、たいてい
意味不明で、理不尽に聞こえるんです。
でも、そんな時に魔法の呪文、
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
を唱えると、そんな異物(=嫌いな人の考え)
すらも取り入れようとすることになります。
今までの自分にとっては、
てんであり得ないような考えかたが
体内に混入してきてしまうので、
(だから不快でもあるんですけど)
お腹を壊してしまうこともあるけど、
逆に、とんでもなくレアで貴重な美味しさに
病みつきになってしまうこともあるんですよね。
「そういう風に見ることもできるのか!?」
と、今までの凝り固まっていた自分の考えを
一度ぶっ壊して、自分自身の頭脳を
レベルアップさせるチャンスなんですよね。
劇薬です。
でも、嫌いな人の考えかたって
自分じゃあり得ない考えかたなので
うまく融合すると、自分の視野も広がります。
魅力的なアイデアが考えつくようになり
人間的な幅も広がります。
成長するチャンスなんです。
…
つまり、嫌いな人と出会った時、
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
と、魔法の呪文を唱えると、
- 自分自身を間違いから守り、
- 客観的になって、寛容な心になれて
- 自分自身をまったく新しい次元に進化させる
という効果が見込めるんですよね。
嫌な人と出会ってレベルアップさせる4ステップ
さてさて、嫌な人と出会うことで、
自分をレベルアップさせてしまうドMな大作戦、
どうやってやるのか、その具体的なステップは
以下の通りです。
====================
STEP1.
嫌な人と出会って、嫌な気持ちになる
STEP2.
「もしかしたら、自分のほうが間違ってるかも?」
と魔法の呪文を唱える
STEP3.
・自分自身を間違いから守り、
・客観的で寛容な大人な態度が取れて、
・新しい考え方ができる自分に進化できる
という3つの効果を実感する
STEP4.
「あー、レベルアップしたなー」
と感じる
====================
この4つのステップを、
嫌な人と出くわす度に試していくと、
あなたは自分自身をレベルアップさせ、
成長していくことができるのです。
もちろん単純に、ストレスを
軽減することにもなりますので、
この魔法の呪文を使わないと
もったいないと思います。
人間の怒りの正体とは?
ちなみに、「人間の怒り」
の正体って聞いたことありますか?
“人間の怒りの正体”です。
ちょっと科学的に言うと、人間の怒りって、
「自分のルールを破られた時に発生する感情」
なんですって。
- 人は自分のルールを持っている
- 誰かにそのルールを破られる
- 「怒り」が発生!
てな具合です。
だから、まあ、自分がイラッとした時は、
このメカニズムを思い出し、
- 「自分と相手とは
ルールが違うんだな・・・」 - 「相手は自分のルールを
知らないだけなんだな・・・」
ってことに気づけば、
ちょっと気持ちを広く持てますし、
逆に、自分の方が誰かを
怒らせてしまった時は、
- 「相手のルールってなんだろう?」
- 「どんなルールを犯してしまったのか?」
って考えることで対処できたりもします。
知っとくと損しない小話でした。
魔法の呪文をマスターしよう
さてさて今回は、嫌な人からも、
自分自身が学び、成長できるようになる
魔法の呪文についてお話してきました。
「もしかしたら、
自分のほうが間違ってるかも?」
というのがその呪文でしたね。
嫌な人に出会った時も、
感情的になるのを防いで、
あなたをいい方向に導いてくれる
効果の高い呪文です。
嫌な人との出会をチャンスに変えるし、
どう転んでも、自分にとって
プラスの方に転がるんですよね。
しかも、
「もしかしたら、自分の方が間違ってるかも?」
ってだけの超簡単呪文です。
でも、簡単な分、リスクがあります。
それは、”簡単な話”って、逆に
すぐに忘れてしまうことです。
でも、忘れたら意味がないので
忘れないで実行し、習慣づけるように
仕組みにするのが大事なんですよね。
たとえば、
- 「よく見る手帳に書いておく」とか、
- 「目につく場所に貼っておく」とか、
忘れずにできる方法を考え、今すぐ
やっておくことですね。
あなたなりの方法で大丈夫ですよ。
嫌な人に会っても、そこから前向きに学び
自分をレベルアップさせられるっていうのは、
けっこう価値の高い習慣じゃないかと思うので、
ぜひ、今すぐ取り入れてみてくださいね。
それでは、最後まで聞いていただいて、
本当にありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (3件)
「もしかしたら自分の方が間違っているかも?」と言う魔法の言葉、大事な姿勢だと思いました。
相手が絶対間違っている、と自分が思ってしまうように、相手側も自分のことをそう思っているかも、と言う、ぐんと俯瞰で見ることができるいい言葉ですね。
使っていこうと思いました。
ただ、きっと明らかに悪意のある人には、心を込めてこの魔法の言葉を使うべきじゃないなと思いました。
(人を嫌な気分にさせることが目的のような、気分次第で支離滅裂な罵詈雑言を浴びせる様な人や、構ってちゃん過ぎて、構ってもらう事が目的になっていて、議論をこねくり回して人を混乱させ、時間を奪うような人など。)
そんな困った人には、出来るだけ関わらない、出来るだけ会話しないと言う体勢を取っていますが、
社会人として、相手も大人げ無いかと思うけど、私も私で大人げ無いかな、もっとスマートな関わり方もあるんじゃ無いのかと、自己嫌悪になる事も多いです。
こう言った人たちにはどの様に関われば良いのでしょうか。
> にこさん
コメントありがとうございます。
「もしかしたら自分の方が間違っているかも?」ぜひ使っていってください ^^
ご質問の内容ですが、そうですね、
にこさんのおっしゃるような、明らかな悪意のある人や、
人を嫌な気分にさせることが目的のような〜〜〜〜というような人とは
無理して関わっていくことはないかもしれませんね。
僕が、にこさんのコメントの中で、良いと感じたのは
「こう言った人たちにはどの様に関われば良いのでしょうか。」
という『質問』で、
このような質問を、自分で自分に意識して使っていくのは、一つオススメの方法です。
というのも、その相手が誰かによって、
本当に無視して良い人なのか、
本当は関わっていきたい人なのかなど、
ケースによって様々だと思うからです。
そんな時に、「この人とどう関われば良いのか?」
と自問自答してみるのです。
そうすると判断が付けやすいと思いますよ。
そうやって自問自答した上で、
たとえば、関わらないようにするか、
きちんと向き合ってみるか、などなど、
判断してみると良いと思います。
自己嫌悪になることも多い、ということですが、
「自分で自問自答して、自分で決めた」
という自覚があるだけでも、自己嫌悪感はかなり減らせると思います。
また、ここで、もう1つポイントになってるのは、
「こういった人たちには、」と、一般的に考えるではなく、
「この人には、」と、個別に考えることです。
一般的に考えるとぼんやりしますが、
特定の誰かであれば、具体的に考えられると思いませんか?
どうでしょう?
ぜひ参考にしてみてください。
死ぬ時期でした。
みなさんさようなら。