今回は、上司が部下を気持ちよく働かせる
そんな方法についてお話します。
部下を気持ちよく働かせる、つまり
部下を味方につける方法です。
イヤイヤ働くのではなく、
気持ちよく働いてくれるようになるので、
彼ら、彼女らだけでなく、
あなたも気持ちよくいられます。
そもそも、イヤイヤやるより、
気持ちよくやる方が力は発揮されるので、
当然、仕事の成果も上がります。
部下達も、上司のあなたも、気持ちよく
いられるので、その分成果の上がり方も
大きくなるはずです。
ストレスも減り、心も体も良い状態に
保つことができると、ますます
良いサイクルに乗っていきますよね。
それを実現する簡単な方法があるんです。
その簡単な方法が今回お伝えする話です。
これ、上司に限らず、学校の先生とかも
同じなんですが、やるかやらないかで、
生徒からの信頼が全然変わってきます。
たとえば、僕も小、中、高、大と
学生時代があったんですが、
めっちゃ嫌いな先生と、好きな先生って
やっぱりいるんですよね。
それもこの違いだったりします。
僕は一見、明るい子供じゃなくて、
大人しく目立たない子供だったんですけど
まあ、そういう子供への先生の対応って、
2つに分かれるんですよ。
- 放っとかれる、無視されるか、
- ちゃんとかまってくれるか、
の2つです。
ほら、放っといても、
大人しい子って悪さしないから
害はないんですよ。
先生は、元気な子をかまってる方が、
自分(=先生)も楽しいし、
大人しい子かまってるとややこしいので、
基本放っておかれる‥‥
なんてことになりがちです。
僕も、担任の先生でも、1年間ほとんど
喋ったことがない先生とか、
3学期の終盤でも、名前を覚えてくれてない
先生とか実際いましたからね(悲しい)
まあ、先生として「それって、どうなん?」
って思いますけど〜。
まあ、僕はこうやって大人を
観察してこれたので、良かったのかも
しれないんですけどね。^^;;;
それでそれで、上司も別に、
学校の先生ではないですけれど、
部下を放ったらかしにして無視してては
いけないってことなんです。
そんな上司の下じゃ、良くてせいぜい
大人しくしてるくらいだよね〜
ってのが今回の話です。
大人も子供と同じなんですよね。
根っこの部分では。
「上司=教育者」という視点を取り入れてみよう
上司やリーダーも、チームメンバーの
力を預かるって意味では、先生や教育者の
側面を持つべきだと僕は思います。
部下に気持ちよく働かせるってのも、
教育者のような気持ちなら、実現しやすい
ところが大きいんですよね。
だから、良い先生、尊敬される先生に
なるつもりで、これからの話を
実践していって欲しいと思います。
「なるほどー」
「そうかー」
と思うだけでなく、「やるつもりで」
聞いてくれると嬉しいです。
かまってくれる先生を目指せ
今回、あなたに目指して欲しいのは、
さっき僕の子供の頃の話であげた、
- 放っとく、無視しとく先生
ではなくて、
- かまってくれる先生
です。
かまってくれる上司、リーダーですね。
無視されたり、放っとかれても、
まあせいぜい大人しく、問題を起こさない
ようにするくらいなんですよ。
「それが普通じゃん」
と思うかもしれませんが、そんな「普通」
は全然面白くないと思うんですよね。
人は、自分をかまってくれる人が好き
僕のことをかまってくれる先生は、
ほとんどいませんでしたが、
中にはいてくれたんです。
僕は本当に大人しくて、自分から進んで
何かすることをとんでもなく恐れてて
できなかったんですが、
中身はめちゃめちゃ頭が良くて、
本来、人への影響力も持っている
子供だったんですよ。
(自分で言うな、ですね〜。笑)
友達思いで、いい意味で子供らしく、
すごく熱くて。
だから、かまってくれる先生がいて、
「こわくないよ」ってちょっと手を
引っ張ってくれた時は、
その隠れた才能が発揮されて、すぐさま
クラスの中心になってたんですよ。
子供なんで調子に乗るのも早いんです、多分。笑
自分がばんばん発言するのはもちろん、
友達とか、他の光が当たってない子供も
見つけて、どんどん背中を押して
(子供の頃から、そういうのが見える子
だったんですよね。)
すごく楽しいクラスにしてしまう。
そんな才能もあったんですよ。
自分で言ってるので説得力ないですかね?笑
でもこれは「時々だけ」起こることでした。
僕の学生時代の大部分は、
誰からも相手にされず、無視されて
一人で大人しく過ごしてましたからねー。
まあ、今なら
「自分でもなんとかしようぜ!」
って喝入れるとこなんですけど。笑
要するに、
- そういう子供も放っといて、
ただの大人しい、なんの害もない
子として扱うか、 - ちょっと手を引いてあげて、
影響力の大きい、クラスを変えちゃう
ような子にするかは、
先生次第でどっちにでもできる
ってことなんです。
そろそろ本題に戻りますね。
もちろん子供の方が影響は大きいにしても、
大人でも同じように手助けを必要としてる
ってことが言えるんです。
あなたのチームにも、本当はもっと才能を
持った人がたくさんいるってことです。
それを出さずに大人しくしてます。
目立つためにアピールしてくる人
だけでなく、そうしない人の中にも、
才能ある人がいます。
今は、
「目立ちたくない」
「余計なことしたくない」
って自信失ってるかもしれないけれど、
本来大抵キラリと光る才能を持ってます。
上司であるあなたのやるべきことは
「ちゃんとかまってあげること」
です。
放っといたり、無視したりするのではなく、
話をすることです。
彼らが隠し持った才能や情熱を
引き出したいと思って接することです。
半年とか1年に1度の会社が定めた
面談の時だけでなく、
1週間に1回とか、
2週間に1回とか、
そういうペースで定期的に話をすることを
オススメします。
ただただ、ちゃんと話をすることです。
どういうことを考えてるのか、
どんな手助けを求めてるのか、
聞いてあげることです。
そうすれば‥‥
彼らはめちゃめちゃ気持ち良く働いてくれる
というようになります。
一度きりや、たまにだけ話すのじゃなく、
時々、ちょくちょく続けることで、
だんだん良くなってきます。
不思議なんですけど、「ちゃんと話をする」
ただそれだけで、あなたのことを信頼し、
安心して、力を発揮しようとモチベーション
が湧き出してくるんですよね。
これは、不思議なことだと思いますか?
・・・
・・・
考えてみたら、全然不思議じゃなくて、
ちゃんと話を聞いてくれる人のことは、
あなたも好きなはずなんですよね。
そうじゃありませんか?
だから、
ちゃんと部下達と話をする時間を持つこと、
これが部下に気持ち良く働いてもらうための
簡単だけど、ものすごく効果的な秘訣です。
上司の側も怖いけど、勇気出してみよう
ちなみに、もちろん上司の方だって
部下と話をするのに怖さはあると思います。
- 反論されるかもしれないし、
- なんでだよと反感買うかもしれないし、
- 衝突するかもしれない
でも、怖がってるのは部下も同じ。
- 反論されること、
- 反感買うこと、
- 衝突すること、
が目的なんじゃなくて、
もっと気持ち良く働いてもらうこと、
必ず話した方がうまくいくこと、
それを信じてるから話すんだ!
ってことを自分に言い聞かせて
臨んでいきましょう。
まとめ
部下に気持ち良く働いてもらう方法、
それは、
彼らを無視して、放っておくのではなく、
きちんと話をすることだ
って話をしてきました。
「2週間に1回」とか、
「1週間に1回」とか、
決めて定期的にやると効果的だし、
話もしやすくなるのでオススメです。
もっと気持ち良く働いてもらえる!
必ずそうした方がうまくいく!
という心構えを持って
取り組むようにして下さい。
「できてるかどうか?」で取り組みましょう
それで、今回の話って、
当たり前だって思うかもしれませんが、
「できてるかどうか」で考えて下さい。
知ってるよ、当たり前だろ、
って思っていても、「できてるかどうか」
は、また別なんですよね。
できてる人があまりにも少ないから、
こういう話をしてたりします。
なので、ちゃんと勇気を持って、
あなたから部下と話をする時間を
きちんと持つようにしていって下さい。
そんな簡単で小さな勇気で、
働く環境がものすごく良くしていけるので、
ぜひ取り組むようにしていってくださいね。
現実を変えるのは、行動だけです。
それでは、最後まで聞いて下さり、
本当にありがとうございました。
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