先日、母が大阪から遊びに来てたんですが
ちょうど部屋でくつろいでいる時に、
珍しく父からLINEが入りました。
結構長文で、
11行あるメッセージには
母が楽しんでて良かったという話や、
彼女によろしくという話、
正月に帰ってきてという話
などが書かれていました。
それに対して、僕の返事といえば、
「はーい。ありがとう」
という一行だけで済ましてしまいました。
・・・
・・・
そうしたら、その5分ほど後に、
今度は母のスマホに父からのLINEが。
そこには、
僕からの返事が一行だけだった
ということが書かれてて、
告げ口されてしまいました〜という話。
まあ、僕と母は一緒にいたんで
父がそんなやりとりをしてるのも
全部つつ抜けなんですけどね。笑
結局その後、電話で話したので
「全部つつ抜けやーん」
ってことも伝えたんですが。
その時、分かったのは、
僕は
「はーい。ありがとう」
の一行で用件とか全部伝わる!
と思ってたんですが、
父にしてみれば、
「はーい。ありがとう」
だけだと、
正月帰ってくるのか
こないのか分からない
ってことだったんですね。
そう聞いて、「確かにそうだな〜」
と僕は思いましたね。
「うん、ありがとう。帰るな〜」
とまで言わないと、
「帰る」とも、
「帰らない」とも、
「考えとく」とも、
どうとでも取れますもんね。
まあ、こんな簡単なやりとりだけでも
言葉ってなかなか難しいな
と思ったわけです。
人とのコミュニケーションって、なかなか難しい
さてさて、親子のこんな短い会話の中でも
コミュニケーションってなかなか
うまくいかない訳なので、
相手が他人だったら尚更です。
ましてや、苦手な人や、
自分とは違うタイプの人だったら
ますます上手くいかない気がします。
実際、そうなんですよね。
たとえば、会社でも
なかなか意思の疎通がうまくいかないこと
ってありませんか?
部下に指示を出したのに、
思ってたのと全然違う成果が
あがってきたり。
あるいは、上司が一部の人とばかり
仲良くてえこひいきばかり
するように見える
なんてこともあるかもしれません。
自分は褒めてるつもりなのに、
彼女を怒らせてしまったりもね。
何かしらあると思うんです。
人とのコミュニケーションが上手くいくようになる方法
そこで今回は、人とのコミュニケーションが
上手くいくようになる方法について
お話したいと思います。
誤解が生じにくくなって、
人との争いが減ったり、
苦手な人とも話せるようになったり
する方法です。
人とのコミュニケーションが
楽しくなるかもしれません。
そんなわけで、その方法ですが、
まず最初に覚えておいて欲しいのが
『相手の理解力が足りない訳じゃない』
ということです。
コミュニケーションが上手くいかないのを
相手の人のせいにしては
いけないんですね。
だって、その人はもしかしたら
あなた以外の人となら、すごく上手に
意思疎通できてるかもしれませんよね?
実際そうなんです。
…
でも、それと反するようですが、
次に覚えておいて欲しいのが、
『あなたに伝える能力が
欠けている訳でもない』
ということです。
「自分は伝えるのが下手だから・・・」
と自分を卑下することはないんです。
ちゃんと話を伝えれるようになります。
もし伝え下手、話し下手だとしても
伝えることはできるんです。
…
じゃあ、なぜコミュニケーションが
うまくいかないか?
それは単に、相性の問題です。
ある人に上手くいくやり方が、
別の人には上手くいかない、
というただそれだけなんですよね。
さっきの例で言えば、
「はーい。ありがとう」
だけでも、分かる人もいれば、
分からない人もいるってだけです。
ちょっとした相性の問題なので、
ちょっとだけやり方を学べば、
すぐに上手くいくようにもなるんです。
コミュニケーションを上手くいかせる為の、超重要なポイント
ここで、いきなり重要なことを言うんですが
テクニック云々の前に、
コミュニケーションを上手くいかせるのに
超重要なポイントがあります。
それは何かと言うと、
伝えたい!という気持ち
です。
伝えたいという気持ちです。
伝えたいという気持ちが有るか無いかで
意思疎通がうまくいくかどうかが
ほとんど全部決まります。
ちょっと思い浮かべて欲しいんですが、
あなたの周りにいる、
話の通じない誰か
を想像してみてください。
苦手な人でも良いし、
頭の悪い部下とか、
自分には冷たい上司とか、
誰でも構いません。
思い浮かべましたか?
その人と話す時って、多分、
「どうせ言っても分からないんだろうな」
「どうせ聞いてくれないんだろうな」
「どうせ適当に聞き流してんだろうな」
「分かり合えないし苦手なんだよな」
みたいな気持ちが、どこかしら
あると思うんですよね。
そして、
その気持ちこそが、その人と上手く
意思疎通をはかれない一番の原因です。
- 「どうせ分からないな」
と思って話すから、
↓ - やっぱり分かって貰えない。
↓ - そうすると、「やっぱり分からない人だ」
という認識を強固にする。
↓ - ますます相性が悪くなる
↓ - 次も「どうせ分からないな」
と思って話す
という悪循環なんです。
でもこれって普通に起こっちゃってると
思いませんか?
そうなんです。
コミュニケーションは、
「上手くいく」と思ってスタートすると
ますます上手くいくし、
「上手くいかない」と思ってスタートすると
ますます上手くいきません。
だからこそ、
「どうせ分からないだろうな」
という気持ちではなくて、
「分かって欲しいな」
「分かって貰えたらな」
という気持ちこそが一番大事なんです。
コミュニケーションは共同作業である
もう一つ大事なのは、
コミュニケーションは
共同作業である
ということです。
あなたが「伝えたい」と思ってても
相手が「聞きたくない」と思ってたら
やっぱり上手くいきません。
もちろん、逆に、
相手の人が「聞きたい」と思ってても、
あなたが「どうせ伝わらないよね・・」
と思ってても上手くいきません。
ちゃんと「伝えたい、分かりたい」
という気持ちでお互いいることが
コミュニケーションを上手くいかせるのに
一番重要なことなんですよね。
だから、この『気持ちの部分』を
意識していくだけでコミュニケーションは
随分上手くいくようになります。
「伝えたい!」
「分かりたい!」
って思う気持ちが何より大事なんですよね。
まとめ
という訳で、コミュニケーションが
上手くいかない相手がいたとしたら、それは
相手の人の理解力が
足りない訳ではなく、
あなたの伝える能力が
欠落している訳でもなく、
単なるちょっとした相性の問題
なんですよね〜
そして、相性というのは『気持ち』
に起因している部分が大きくて、
「どうせ分からないよね・・・」
というネガティブな気持ちが、
ますます相性を悪くしてしまうんです。
だから、
「伝えたい」
「分かって欲しい」
「ちゃんと分かり合える」
ってお互い思いながら、共同作業として
意思疎通をはかっていくこと
それが案外、一番大事なんです。
あなたは何から始めますか?
という訳で、
そんな風に考えると、
あなたが思い浮かべた
コミュニケーションを取りにくい相手、
その相手にはどんなアプローチを
取っていけそうですかね〜。
何か変えていけそうなことが
あると思いませんか?
多分、相手の人もあなたのことを
苦手だって思ってる場合も多いので
まずはあなたの方から、先に
何かしら動いてみてくださいね。
きっとそこから変わっていくと思います。
…
さてさて、今回は
一番大事な『気持ちの部分』を
お話しましたが、もちろん
会話のテクニックなんかも存在します。
次の記事では、その辺りについて
お話していますので、ぜひこちらも
あわせてご覧になってくださいね。
ではでは。最後までお聞きくださり、
ありがとうございました。
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