にしいけんです。
敵を減らして、味方を増やす方法
についてお話したいと思います。
あなたは、会社とかに
嫌いな人いませんか?
たとえば、
- めちゃめちゃ自己中心的な上司とか
- 能力があるのに、やる気が見えない部下とか
- 遅刻常習犯、時間やルールを
守らない同僚とか、
・・・
多分、あなたの周りにも、
そんな人っていると思うんですけど、
彼らに対して
「ちょっと嫌いだ」
「苦手だ」
って感情あったりしません?
実は僕にも、そういう嫌いな人が結構います。
できることならば、そういう人とは
関わらないでいたい!ってのが本音ですが、
でもそういう訳にはいかない状況も
あるじゃないですか。
たとえば、直属の上司が苦手な人だったら
関わらないわけにもいかないし、
まあ、毎日がストレスになりますもんね。
早くなんとかしないと、苦痛まみれで
やってられなくなってしまいそうです。
…
というわけで、今回お話するのは、
嫌いな人や苦手な人でも
あまりストレスを感じなくなるばかりか、
味方に変えてしまう
ための方法です。
あなたの協力者にしてしまうんです。
今まで嫌いだった
あの人も、あの人も、あの人も、
「あれ?結構良い人じゃん!」
「わりと好きかも」
なんて風に、次々と変えていける
としたらどうでしょう?
無敵ですよね。
- ノーストレスな毎日、
- 自分自身も好きなことできるし、
- 仕事にも集中できるし、成果も出る、
- 会社に来るのも楽しくなるし、
- 家に帰ってもルンルン気分でいられそう
結構、良いですよね。
そうなりたいと思いません?
なれるんです。
それを実現するのが、
周りいる敵を減らして、味方に変えてしまう
ルフィ流の思考法です。
敵を味方に変える方法
ルフィというのは、そう、
漫画「ワンピース」のルフィです。
(知らない人、ごめんなさい)
ルフィは、はじめは敵だった相手を、
後には命を張ってでも協力してくれるような
味方に変えていってしまいます。
彼にはそれだけの魅力があるからです。
僕たちも、そんなルフィの持つ
敵を味方に変えてしまうような力を
手に入れることができるには、
どうすれば良いのでしょう?
もちろん、
敵として徹底的に戦おう!
そうすれば心も通じ合い、友情が芽生えて仲良くなれる
・・っていう少年ジャンプ的なストーリーにならった
血の気の多い話じゃないので、安心してください。
大人社会だから、多分
それだと難しそうですしね。
さてさて、ルフィ流の敵を味方に変える思考術、
そのキーワードは『目的』です。
たとえば僕らは、崖から落ちそうになってる
子供を引き上げるためだったら、
嫌いな人とでも協力しちゃいます。
これが目的の力です。
何か強烈な共通の目的があれば、
相手が誰であっても、思わず
力を合わせてしまうんですよね。
ルフィも、巨大な敵を乗り越えるために
かつてのライバルだろうと何だろうと、
手を組んだりもするんですよね。
「目的を叶える」ための打算的な共闘であっても
そのうち本当に分かり合えて、仲良くなったりもします。
そして、このプロセスは僕らにも有効です。
つまり、僕らも敵を味方に変えるには、
共通の目的を探す
ということをやるのです。
嫌いな相手とも「共通の目的を叶える」
という大義名分で手を組んでしまうんです。
そのためのステップはこうです。
==============================
STEP1.
嫌いな相手の目的を知る
STEP2.
嫌いな相手の目的達成のために
自分が協力してあげられる
アイデアを考える
STEP3.
自分の目的達成のために、
相手に何を協力してもらいたいか
アイデアを考える
STEP4.
手を組むために、自分から働きかける
==============================
という4ステップです。
少し詳しく見ていきますね。
STEP1. 嫌いな相手の目的を知る
まず最初のステップは、
その嫌いな相手の目的を知ることです。
そのために、相手の望んでいることは、
いったい何なのかを相手の気持ちになりきって
想像してみます。
まあ、嫌いな人の望みなんて、
知りたくもないでしょうけどね。
基本的に、自分と価値観が合わなさすぎて
嫌いなので、とんでもなく嫌なこと
考えてたりもするでしょうしね・・・。
まあそこは一時的に我慢して
相手の気持ちになり切ってみましょう。
敵の目的がたとえば、
「とにかく出世したい、
そのために自分の力を誇示して、
自分はすごいんだぞと周りに認めさせたい」
ということなのかもな〜・・・と
想像できてきたりします。
嫌な人ですよね。よくいるけど。
まあ、好き嫌いはさておき、
最初のステップは敵の目的を知ること。
その人のモチベーションになっている
欲望は何かを考えてみるのが
最初のステップです。
STEP2. 嫌いな相手の目的達成に、自分が協力してあげるアイデアを出す
そして、次の2つめのステップでは、
「敵の望みに協力してあげる」
ことを考えていきます。
その人が望んでる通りに、
出世に近づけるために、
自分の力を誇示してすごい人だと
周りに認めさせるために、
一役買って協力してあげるんです。
「自分にできることは何だろうな〜?」
「どうしたら力になれるかな〜?」
ってことを想像して考えましょう。
ちゃんと真剣に、できることを見つけて
協力してあげようという気持ちで。
たとえば、
- その人が成果を上げられるように
仕事でサポートしてあげる、とか - すごいですねー!と尊敬の声をかける、とか
- さらに上の上司とか、力のある人に
さりげなく推薦や布教活動をやってみる、とか
されたら嬉しいだろうなーというアイデアを
相手の立場に立って考えてみます。
…
そうすると、何が分かってくるかと言うと
相手の人となりが分かってくるんですよね。
感情移入してると、
ちょっと愛しく思えてくるから不思議。
嫌なところがありつつ、
敵でありつつ、
「ちょっとかわいいところもあるじゃん」
「困ってるんだなー」
なんていう人間らしさも見えてきます。
ダメなやつだとしても、
良いところも見えてくるのが
面白いところなんですよね。
まあ、スタートは、
とにかく出世したい、
そのために自分の力を誇示して、
自分はすごいんだぞと周りに認めさせたい
なんていう理解しがたい望みでも、
一度バカにせず、純粋な気持ちで見てると
そうなってくるから不思議です。
そうそう、そう思えるためのスイッチが、
「相手はどうしたら嬉しいかな?」
「何か協力できることないかな?」
って考えることで、それが引き金になるので、
そうしてみるんです。
STEP3. 相手に何を協力してもらいたいか、アイデアを考える
ステップ3では、今度は
あなたの目的に協力してもらう
アイデアを考えます。
さっきと逆のことをやります。
「相手の人が何をしてくれたら、
私は嬉しいかな?」
と想像してみます。
- 「何をしてほしいんだろう?」
- 「どういう協力をしてほしいんだろう?」
- 「どんな風に力を貸して欲しいんだろう?」
と考えます。
この想像して考えることが大切です。
だって、そもそも敵だ、嫌なやつだ、
と感じてた時には、相手の人が
自分に協力してくれるなんて
思ってませんでしたからね。
ただ、嫌なやつだ、ってことに
フォーカスが当たってんですよね。
「どんな風に嫌なやつか」
「何がどれほど嫌か」ってなことばかりを
考えてしまうんです。
だからますます嫌な相手に
なってしまうんですよね〜。
というわけで、あなた自身が、
- 「何をしてほしいんだろう?」
- 「どういう協力をしてほしいんだろう?」
- 「どんな風に力を貸して欲しいんだろう?」
ってことを具体的に想像して考えるのが大事です。
そうすると中には本当に実現しそうなことも
見つかったりしますからね。
そうしたらお願いしてみたら良いんです。
そう、ステップ3は、あなたのために
相手の人に協力してもらうアイデアについて
考えてみることです。
STEP4. 手を組むために、自分から働きかける
そして、最後のステップ4は、
自分のほうから、相手に働きかけることです。
相手は嫌な相手なので、待ってても
嫌なことしかしてきません。
これまでの関係を変えていくには、
自分のほうから働きかけていく
ってのが手っとり早いんですよね。
1〜3のステップで、あなたは
「どうしたら相手が喜んでくれそうか」、
「相手の人が何をやってくれたら、
自分にとっても有益か」
ということも把握しています。
だから、ちょっとだけ勇気を持って、
そのアイデアを実行してみると
うまくいくだけの土台はできてるんですよね。
敵を味方にする魅力ある人になろう
あなたもきっと、自分の周りに
嫌いな人、苦手な人がいると思います。
僕にもいます。
もちろん、いちいち全員に
関わっていく必要はないですが、
どうにかした方がいい相手には、
今回のアイデアをぜひ試してみてください。
うまくいけばきっと自信になりますし、
周りの人のあなたを見る目も変わり、
魅力が身についてくると思いますよ。
そのために必要なのは、ちょっとした勇気。
ぜひあなたも、ルフィみたいに
周りの敵を味方に変えていけるような
魅力を手に入れて欲しいと思います。
ではでは、最後までお聞きくださり、
ありがとうございました。
P.S.
それでもどうしても嫌な奴もいます。
そんな嫌な奴のことは、こんな風に
対応することもできます。
↓↓
コメント
コメント一覧 (4件)
会社に派遣が複数いるが、金目的ばかりで、わざと残業する。帰れと言っても帰らない。目標が高い人ならいいけど、目標は残業すること。そーいう人には難しいですねぇ。
>ひろしさん
コメントありがとうございます。
仕事もないのに、お金目的で残業されてしまっていて、
本人に言っても解決しないようであれば、
派遣元の会社に相談してみるのも1つの手かもしれませんね。
派遣さんも仕事できなくなったら困るでしょうし、
そこからお互いにとって良い解決策を探せるかも。
口がとても上手い同僚がいます。よくお休みされます。同僚の仕事はペアを組んでいる私に全部回ってきます。仕事を休む理由も大変上手に他の同僚や上司に説明されるので、休みを止めるのはもう無理だと思っています。
その同僚は周りの人を使って私に仕事を押し付けてきます。仕事が独特な為、他の同僚には私がどれぐらいの仕事量かは分からないと思います。
一体どうしたらいいのでしょうか?
>白猫さん、コメントありがとうございます。
同僚に仕事を押し付けられて、白猫さんの仕事量が大変なことになっている、
ということでしょうかね… 参ってしまいますね。
一体どうしたらいいのか?
というところで、まずは1st STEPとして、白猫さん自身、
仕事がどんな状況になって欲しいと思ってるのか
という理想の状態を思い浮かべてみるのはオススメです。
・ペアを組んでいる同僚に、もう少し白猫さんに対して感謝の気持ちを持って欲しい、のか
・他の同僚に、自分たちの仕事量がどれほどのものか理解して欲しい、のか
・現実的な仕事量に調整して欲しい、のか
・白猫さん自身も休みを取りたい、のか
・はたまた・・・・
等々、どうなったら嬉しいだろう、助かろうだろう、
ということを具体的にイメージしてみることです。
そしてその中でどれが一番思いが強いだろうか、効果がありそうだろうか、
と優先順位もつけてみてください。
1st STEPで「どうなれば良い」のかということが見えてきたら、
次の2nd STEPで、
・具体的に、どんな行動を起こせばいいのか?
・周りの誰かを協力者にできないか?
といった打てる行動が段々と見えてくるからです。
そのためにも、まずは白猫さん自身が「どうなって欲しいのか」
というところをイメージしてみてください。
参考になれば幸いです。