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【第5話】コーチングと出会って限界突破！人間嫌いが人間好きに
会社員として働き始めることは、
僕にとって本当に苦しい選択でした。
でも・・・
働き始めて感じたのは、
「あれ？思っていたほど、居心地悪くないぞ！？」
ってことだったんです。
その理由は、僕のスキルレベルが上がってた
せいだと思います。
ほら、大リーガーを経験した日本人選手が
日本のプロ野球に帰ってきた後にも、
また活躍したりするじゃないですか。
多分、ああいう感じ？
僕はかつて勤めてた、すごいレベルの
WEBデザイン会社で鍛えられましたし、
その後の独立してた時代なんて、
さらにその何倍も大変でした。
だから、そういうのに比べれば、
会社での悩みなんて全然大したことない
って感じられました〜。
対人関係でも余裕があったし、
仕事に対しても余裕があったし、
その分、あまりストレスも感じず済みました。
自分では大したことしてるつもりなくても
きちんと会社に貢献できるので、
気持ちも豊かでいられましたね〜。
「俺、すげー」
と調子に乗って、天狗になってしまいそうです。
会社でも都合よく働けるようにした
会社員に戻って働き始めた僕ですが、
もちろんこれからもコーチングは続けていくし、
継続して受けてくれているクライアントもいます。
だから、課題になってくるのは、
会社の仕事と自分のビジネスの両立でした。
特に、時間。
自分の時間を確保することは、
僕にとってめちゃめちゃ重要だったんです。
会社で、残業漬けにでもなって、
クタクタになってエネルギーを失ってしまっては
元も子もありませんからね。
それは絶対に避けたかったんですよね。
そのために、ほぼほぼ残業しなくて良いように
作戦をたてました。
まあ、大した作戦じゃないですけどね。
まずは、『ちゃんと仕事をする人だ』
というのを印象付けること。
遅刻とか、欠勤とかしないのを徹底し、
仕事の指示やスケジュールを守るも徹底しました。
さらに、
相手の人の顔を見て話すとか、
ちゃんと「はい」って返事するとか、
相手の名前を呼ぶとか『コミュニケーションの
基本的な部分』を徹底的に意識しました。
これ意外と一番ポイントだと思っていて
人の印象って、結局そういうところで
左右されてしまうからです。
こうしてまずは『ちゃんと仕事する人だ』
って印象を付けたら、次の作戦、
定時になったら、
「お先に失礼しまーす！」
って言って、さらっと帰ってしまうなど、
「僕は残業しないキャラである」ってことを、
はじめからずっと演じたんです。
（まあ、図太い心が必要ですけどね）
こういうことやっても、先に、
- 仕事もちゃんとやる
- 人当たりも良い
- 勤怠もきちんとしてる
って土台をつくってるので、
普通にさらっと帰っても「きっちりした人なんだ」
と周りも好意的に解釈してくれるですよね〜（笑）
他にも、余計な付き合いも減らすようにして、
必要以上に仲良くなったり、飲みに行ったりとかも
極力しないようにしました。
まあ、ちょっと寂しくはあるんですけどね。
でも、僕にとっては
「自分の時間を確保することのほうが大切だ」
としっかり自分で優先順位を決めてたから
徹底できたんだと思います。
こんな風にして僕は、会社でも自分が都合よく
働ける環境をつくっていきました。
自分勝手なほうが、会社にも貢献できる！？
また、「自分の身は自分で守る」
って覚悟してるのも以前の僕との違いですね。
いざという時、会社が助けてくれるかどうか
なんて分かりません。
僕も経験しましたが、一生懸命に働いていても、
コロッと社風や組織が変わったりしますし、
そんなのにイチイチ左右されてたら
身が持ちませんもんね〜
いざとなったら、自分で稼いだり、
はたまた、転職して活躍したり、
ってのができるにこしたことはないですから。
だから、
「どこに行っても通用するような
スキルを身に付けよう！」
なんてのは思いますよね。
そういうのは、「僕に限らず、みんながもっと
意識したら良いのに〜」と思います。
一見、非常識っぽいですけど、
自分にスキルを付けてくと、その結果、
より会社にも貢献できるようになりましたからね。
会社の売上をあげるアイデアを出したり、
組織を円滑にする体制を築いたり、
そういうのができるのは、
僕が会社と関係ないところでも
勉強してるからであって
普通に会社で指示通りに働いてても
まあ、身に付かないですからね。
たとえ自分勝手でも、積極的に
どんどん学んでるからこそ、
そういう他の人ができないようなこともできるし
会社にも貢献できるから良いことですよね。
僕も、会社から給料いただけて助かってるし、
Win-Winだと思うんですよね〜
会社員やりながらビジネスするのも悪くない
出戻りしてきた娘のような気持ちで、
不本意ながら始めた会社勤めでしたが、
意外なことに、今は、
「会社員をしながら、
自分のビジネスをするのも
悪くない選択肢だぞ」
と思うようになりました。
会社員の利点を利用して、結果、
自分のビジネスの土台をしっかり築き、
加速させることができたからです。
やっぱり大きいのは、安定収入があることですね。
目先のことに振り回されることなく、
重要なことに腰を据えて、
焦らずじっくりと取り組むことができます。
資金がある分、時には
思い切った自己投資もできます。
それに、会社員になると
やっぱり時間はありませんでしたが、
でも、使える時間が限られている分、
僕は自然とあれもこれもに手を出すのをやめ
1つのことに集中して取り組めるようになりました。
会社に勤めてるとか、
時間があるとかないとか、
そういう環境が幸せを決めてるわけではなく、
自分の考えかた次第で、
どうとでもできたんですよね。
…
さあ、こうやって会社員としても
自分がやりたいことをできる土台を整え、
いよいよ再び、自分のビジネスに
僕は取り組んでいきました。
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【最終話】夢を叶える仕事術。すべては成功の途中