おはようございます、西井です。
先日、僕が10年来会いたかった人に
会うことができました。
その人は「本のソムリエ」こと
清水克衛さん。
東京の江戸川区でユニークな
本屋さんを営んでる方です。
その本屋さんでは、
普通の本屋さんとは違って
新刊本や流行本は平積み
されていないそうなんです。
その代わりに、清水さんが
本当に良いと思った本、
オススメしたい本が
並んでるんですって。
それで、この本屋さんの
面白いところは、清水さんが
お客さんに話し掛けていっちゃうこと
本棚とにらめっこしてる方には
「どんな本お探しですか?」
手に取ってパラパラと
めくられてる方には、
「その本、面白いですよ」
とひと声掛けて、そこから
会話が始まっちゃうんです。
「○○って本、探してるんです」
ってお客さんにも、
「良い本ですよね、
でもそれなら、こっちの本も
オススメです!
もっと面白いかも知れませんよ」
なんて話しちゃうそう。
そんな風に話をしながら、
相手の悩みをしっかり聞いて、
本当に良いって思う本を
オススメするんですって。
それが、「本のソムリエ」
って言われるゆえん。
もう、本の紹介を超えて、
人生相談ですよね。
実際、相談目的で来ちゃう
お客さんも多いそうなんです。
かの、斎藤一人さんも
フラッと本屋さんにやって
来たことがあって、そして、
大ファンになっちゃった程
なんですって。
…
ってそんな話を10年前も
聞いた僕は、当時ラッキーなことに
本屋さんのある江戸川区に
住んでいたんですよね。
「これは行かなきゃ!」
と電車に乗って2駅、
本屋さんを探して出掛けたんですが
場所を見付けられず・・・
決して方向音痴じゃないと
思うんですけれどね。
当時は iPhone の地図も
無いですし
辿り着けずに断念して、
そのまま忘れちゃってたんです。
それが今回、
清水さんの小さな講演会を
ほんとに偶然見付けて、
そして出掛けることができたのは
嬉しかったですね〜。
名前も忘れちゃってましたからね。
気付いた時は「あ〜っ!!」
って気付いてニヤけましたよ。
講演会でも、素敵な本を
たくさん紹介してもらいましたし、
面白い話も聞かせてもらいました。
素敵だな〜と思ったのが、
人間、「正直、親切、ゆかい」
でいようよ!って話。
たとえば、TVを付ければ
ニュースで暗い話ばっかりだし、
回りを見たら怒ってる人も多いけど
笑ってる方が楽しいんですよね。
ちょっとした日常でも、
笑えること、ユーモアにできること
探して明るくした方が良いじゃんと。
そんな在り方、態度を、
「正直、親切、ゆかい」
って言葉であらわされてたんです。
なんか素敵だと思いません?
僕なんて、3つとも
忘れてしまうこと多いし、
「なるほどな〜、
そういう在り方でいたら、
幸せになるね〜」と、
素直に感じました。
そんな小さな10年越しの
ほっこりした出会い。
本のソムリエとして、
本屋さんに来た人の悩みを
聞いて、幸せにする
そうして仲間も増えていく、
多分、10年前の僕は、
そんな人生を見て、
良いな〜、憧れるな〜と
感じていたんでしょうね。
本屋さんという形ではないですが
今の僕もそうして、人と関わり、
幸せに貢献したいと、
似たような思いで活動できてることに
何か不思議な繋がりを感じました。
そんなほっこりしたお話。
今日はお話してみました。
ではでは、
最後まで読んでいただいて、
本当にありがとうございました。
ぜひ感想やご意見もじゃんじゃん
お寄せいただけると嬉しいです。