平本あきおさんの、アドラー心理学
解説10日間プログラム動画、
2日目も興味深い話がされてました。
⇒『アドラー心理学』超解説 10日間プログラム
それに関連して、僕の子供時代の
話をしようかなと思います。
僕は、親の言いなりでした。
そして学校の言いなりでした。
それこそ、ありのままの自分を
出したら叩かれる、叱られる、
良い子でいないと親や先生が悲しむ。
そんな気持ちで生きてたかも
知れません。
変な話ですが、幼稚園の頃には
もう賢い子供で、良い子を
演じてました。
小学校1年生の時に、転校
したんですが、新しい学校で
早くも酷いイジメに合いました。
「言葉が違う、喋るな、
「こっちに顔向けんな、
「汚い顔で笑うな
小っちゃい子って、まだ
善し悪しの判断も付かないから、
もうクラス中、よってたかって
お祭り騒ぎみたいな感じで総攻撃。
記憶は定かじゃないものの、
多分転校したての最初だけだったと
思うんです〜。
でも、基本、学校はそれからず〜っと
大嫌いでしたね。
家では良い子、
学校でも大人しくて良い子、
でも授業中以外は一言も喋らない、
いつもひとりぼっちの子。
そんな子でした。
といっても元々元気は
あり余ってたので、学校以外だと
やりたい放題で、ガキ大将で、
でも友達思いで、リーダーシップ
ありまくり・・・って変な子でした。
友達も近所の人も、学校での姿は
信じられないだろうと思います。
そんな僕が『恐怖』に感じてたのは、
仲良しの友達と遊んでる姿を、
学校の人に見られること
反対に、仲良しの友達と、
学校でクラス替えがあって、
同じクラスになってしまって
学校の姿を見られてしまうこと
それが恐怖だったんです。
嘘がバレてしまう訳ですよね。
全然違う自分が2人いて、
折り合いが付かなくなってしまうのが
怖くて仕方ありませんでした。
・・・結局、僕は
〜〜がいる所では、本当の自分を
出してはいけない。
と本当に自分を押し殺して
押し殺して生きたあげくに、
結局、学校にいる時間が長くなるに
連れて、弱くて何も話せない自分が
自分を乗っ取ってしまって、悲惨な
学生時代を過ごしてしまいました。
最後の最後まで演じ切ってしまった
訳です。
一度、5年生6年生のクラスは、
素敵な先生と出会い、
素敵な友達にも恵まれて、
学校でも本当の自分を出せる様になり
すっごいすっごい幸せに楽しく
学校生活を送ったんですけどね。
その後、普通に『思春期』が
来てしまい、
「無邪気な自分を出すの、
子供みたいで格好悪い」
なんて別の意味でまた閉じこもって
しまいました(タイミング悪っ!)
中学校は、また壮絶なイジメのある
クラスになってしまい、
自分がいじめられる訳じゃなくても
周りのクラスメートが次々悪質な
いじめに合うのを見て、学校不信、
人間不信になってしまいました。
大好きだったサッカー部にも
行くのが嫌になって。
何より学校の先生は、全員とは
言いませんが、吐き気がする程に
嫌いな人ばかりで、もう何も
誰にも相談できませんでした。
というか、先生からのイジメが
一番陰険だし嫌でしたね。
親や親戚も、どう扱って良いのか
分からなかっただろうな・・。
心が痛みます。
毎年、4月5月頃にはもう、
早く次の4月になって
クラス替えしたい
知ってる人が誰もいない
高校に行きたい、
知ってる人が誰もいない
大学に行きたい、
早く就職したい、
と、逃げて逃げて、我慢して我慢して
ず〜〜〜〜〜〜〜っと
そうやって生きてしまったんですね。
結局、その頃の僕は、
自分で何をどう変えて良いか
分からなかったんです。
いや、大人しいフリしてる自分を
壊して、本当の自分を出せば良いのは
ずっと分かってたんですけど、
恐怖が強すぎてできなかったんです。
もう筋金入りですよ。鋼性のビビリ。
今でこそ、こんな話くらい、
誰にも笑って話せますけどね。
(まぁ話しても、経験が異質すぎて
あまり共感して貰えないんですが・・)
ちょっと前までは、なかなか
言えませんでしたもん。
自分の小ささ、至らなさ、
学生時代に人並みの経験をしなかった
のが、僕にはめちゃめちゃ
コンプレックスなんです。
…
だから、
良い高校に行って、
良い大学に行って、
大学院にも行って、
一流の大企業にも入社した僕が、
そこから飛び降りたのは、
めちゃめちゃ幸せでした。
初めて自分で人生を選んだと言うか。
そこからが、スタートで。
他の人と比べたら、
あまりにも遅いスタートで、
それもまためちゃめちゃ
コンプレックスなんですけれど。
だけど、間違いなく言えることは
誰にでも、いつでも、今すぐにでも
どんな状況いたとしても、
何歳になっていたとしても、
自分の人生って選べる
ってことなんですよね。
何事も自分で選べる。
全ては自分の責任で自由になれる
それを実践できた時、僕らは
もっと自由になれると思うのです。
それはハッキリ言えます。
…
という訳で、平本あきおさんの
アドラー心理学解説ビデオでも
2日目、そんなことを思い出させて
くれる話がされていました。
『環境よりも、自分自身』
興味ある方は是非学んでみて下さいね
⇒『アドラー心理学』超解説 10日間プログラム
今回も最後まで読んでいただいて、
本当にありがとうございました。