「モノ」も「情報」も両方売るべし

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こんにちは、西井です。

台風明けと共に10月がやって参りましたね。
台風は大丈夫でしたでしょうか?

今年も残り後3ヵ月。早いものですね。

ちなみに僕は今年はおみくじも大吉で、
ツキまくりの年なはずなので、
残り3ヵ月も恩恵にあやかりまくるつもりです。

さて、今回の話題は、お待たせしましたー。
久々にマーケティング話です。

ネットを使って、勝つビジネスを作る秘密です。

実は、ネットの浸透によって、
良い事ばかりが起こっている訳ではありません。

一番顕著なのは、価格競争の激化です。

ネットで調べれば、安い商品がすぐ見付かります。
だから消費者は普通に考えたら、
一番安いところから買うんですよね。

これによって何が起こるか分かりますか?

そうです、価格競争です。
どこもかしこも、一番安く売る為に、
利益を削って、コストを削って、熾烈な競争を繰り広げます。
そして、一番安いところ以外は、
競争に敗れ、無惨にも散ってしまう、という訳です。

この価格競争に飲み込まれては、絶対にいけません。

勝てないですから。
たとえ勝っても、幸せになれないですから。

僕が以前いた、WEB制作業界でも、
安く、早く、高クオリティーを全部成し遂げる為に、
社員は激務、徹夜で仕事をして、
そして、なけなしの利益を得る・・という構造に
陥った会社や個人が非常に多く、
それ故に、働き手にとっては
ブラックの危険が付き纏う業界でした。

では、価格競争に飲み込まれない為にどうするか?
それが今回の秘密です。

「商品」そのもので勝負するのでは無く、
「情報」をセットにして売るんです。

たとえば、「カメラ」を売るとしたら、
カメラという製品をどれだけ他より安く売れるかではなくて、

「上手に写真を撮る方法」
「レンズの選び方」といった情報を付けるんです。
形は、小冊子や電話相談の権利など、色々あると思います。

こういった付加価値を付ける事によって、
たとえ、他より高くてもそのお店から買いたくなります。

また、レンズの様な「商品」ではなく、「情報」を
付けているだけなので、コストもさほど掛かりません。

ですので、
「情報」を売るという事を必ず意識してください。

これ、めちゃめちゃ重要です。

もしあなたがご自分のビジネスを持っていて、
ネットを利用する事を考えるなら、
何か情報を付けられないか、考えてみてください。
あるいは他の人のビジネスのコンサルをする様な場合でも、
提案するととても効果が見込める考え方です。

これからビジネスを始める場合であっても、
ネットを上手に使うと圧倒的に有利になれる根拠は、
こういった部分に隠れています。

そして、どんな情報を付ければいいのか、
そのポイントは、
「お客さんの気持ちになって考える事」
です。

何か情報を付ければ良いんだ・・と言っても、
どうでも良いものを付けられても、
お客さんは心動きません。

でも、良い情報を付けられたら、
商品そのものが高機能になったり、
安くなったりするよりも、
遥かに嬉しいものです。

たとえば、WEBの話に戻ると、

WEBを使って売上を上げたいと
考えている人ならば、

デザインを、めちゃめちゃ美しく作るよりも、
たとえデザインは程々でも、
売上を上げる為には、どうすれば良いか
アドバイスしてくれた方が、
本質的には嬉しいはずです。

もし仮にあなたが、
デザインはできないけど、
ネット集客のスキルがあるとすれば、

デザインできる人を紹介するだけでなく、

集客のアドバイスをしてあげれば、
デザインを高く売る、といったこともできます。

これが情報の力です。商品を売るよりも、
遥かにお客さんの満足度も高くなります。

今回は、マーケティングの話でした。
いかがでしたでしょうか。

あなたがしているビジネス、
これからしようとしているビジネスで、
どんな情報を提供できるかと、
早速考えてみるのがおススメです。

もし分からない点、疑問に感じた点などあれば、
お気軽に、コメントやご連絡ください。

それでは今回も最後までお読み頂いて、
本当にありがとうございました。

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