
こんにちは、西井健一です。
「明日、朝7時に会社に集合。」
って、イキナリ上司から言われたら、
あなたなら、どう感じますか?
「なに?なに?何か会社に異変でも
起こったの?何か発表されるの?」
と不安になる方もいれば、
「そんないきなり言われても、
私にも都合があるって!」
と拒否感や憤りを感じる人も
いるかも知れません。
なかには、
「はい!喜んで〜。」
なんて強者?・・もいるのかも
知れませんね。
でも、いずれにしても殆どの人は
「どうして?」
「なんで?」
「理由は?」
と、まずは理由が気になるのでは
ないでしょうか。
そして、結果的に理由によっては
たとえ7時だろうと
喜んで会社に向かうでしょうし、
逆に理由次第では、なんとか理由を
見付けて断ろうとするでしょう。
たとえば、
「定年を迎える、◎◎さんが
出社した時に、みんなでサプライズで
出迎えて祝おうと思ってるんです。」
なんて、理由だったら
ウキウキして7時に会社に
向かってしまうやも知れません。
あるいは、尊敬する上司から
「どうしても、成功させたい
プレゼンがあって、この日は朝から
力を貸して欲しいんだ」
なんて言われたら心意気に感じます!
な〜んて人もいるかも知れませんね。
…
何が言いたいかと言うと、
僕らを動かすものは『理由』です。
理由によって行動するんです。
そして、たとえ行動は同じであっても
理由が違えば、そこで感じる
エネルギーや感情は全く違ったものに
なってくるのです。
おとといのメールで、
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知ってるだけの事と、
やってる事との間には
大きな壁がある
その壁を超える為に必要なのは
感情に火を付けることだ
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というお話をしたのを、覚えて
いらっしゃるでしょうか。
感情が動いて初めて、知ってることを
人は現実に行動に移せるのですが、
この感情を動かす引き金になるのが
『理由』
だったのです。
そして、この理由が小さい内は、
壁を越えるまでには至りません。
逆にワクワクするような、あるいは
悲しみとか負の感情の時もありますが
感情が揺さぶられてしまうような
『大きな』理由があると僕ら人は、
もう勝手に動けるんです。
つまり、
動けない時には『理由』が欠如
している、ってことかも知れません。
あるいは、欠如していなくても
小さ過ぎて取るに足らないのかも
知れません。
だから、バリバリ行動したい
めちゃめちゃ動ける自分になりたい
そんな時はどうすれば良いですか?
そうです、『自分がやる理由』に
着目するようにしてみて下さい。
少しエクササイズをしてみましょう。
紙とペンを用意できる場所であれば
ぜひ用意して挑戦してみて下さい。
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STEP1
今やりたくても、やれてないものは
何ですか?1つ挙げて下さい
STEP2
それをやりたい理由は何ですか?
やると何が得られますか?
やらない事で何を失っていますか?
STEP3
さらにそこから、もっと大きな
結果が得られるとしたら何ですか?
感情が大きく動くところまで、
理由を大きく膨らませてみて下さい。
STEP4
逆に、やりたいと思ってるけれど、
やっていない理由は何ですか?
やることで何が失われると
感じていると思いますか?
STEP5
やるのとやらないのと比べて、
どちらが良いですか?
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いかがでしたでしょう?
この様なエクササイズを日常でも続け
『理由』に着目してみるだけで、
行動するモチベーション、
行動しないモチベーションを、
かなり自分でコントロールできる様に
なってくると思います。
同時に自分自身の、考え方のクセや
傾向も見付けられるのも良い所です。
知ってるだけだった事を、
やっている自分に変える、
バリバリ行動する、
めちゃめちゃ動く自分になる、
そんなあなたになる為に、今回のお話
が役に立てれば嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただいて、
本当にありがとうございました。